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 山々や草木を眺めながら山の辺の道を歩く途上、おしゃれな店を見つけました。カフェ「メリッサ」、ふと立ち寄りたくなる雰囲気の憩いの店です。

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メリッサに込められた思い
 メリッサの店長の坂本佳子さん。メリッサはギリシャ語の「密峰」が語源のハーブの名です。その香りは心をほぐして明るい気分にする効果がある。坂本さんは、「ホッとできる時間を過ごして欲しい」という願いを込めて、この店に名付けたそうです。創業して4年3ヶ月。このカフェは、坂本さんの様々な思いからオープンし、ハイカーにも憩いの場を提供している。

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 ランチは、玄米のお寿司や夏野菜、大豆の揚げ物や世界最小パスタのクスクスなど、食欲がそそられる料理です。奈良の伝統の大和野菜の紫とうがらしや白きゅうりなど、地元の農作物もふんだんに使われています。動物性の食品を極力使わないで、ヘルシーで身体が洗われるような気持に満たされます。

melissa003.jpg日本食の素晴らしさを伝えたい
 腰痛などで体調を悪くしたことをきっかけに、マッサージに通うようになった坂本さん。そこで「マクロビオティック」の存在を知ったという。「マクロビオティック」は玄米や野菜などを基本にした食事法のこと。日本食を中心としており、いま世界でも注目を浴びています。おかげで体調を整えることができた坂本さんは、さらに学校に通ってマクロビオティックセラピストの資格を取得しましした。そして「食の大切さを、大人から子どもにまで伝えていきたい」という思いに駆られたとのこと。その場として、マクロビオティックを取り入れたカフェ「メリッサ」を開きました。「日本食は元々優れた食習慣でした。今日の日本人の食生活は西洋食に偏ってきていますが、もっと日本食の良さを伝えられれば」と坂本さんは願っています。使われている食材も、自家製や有機野菜など、こだわりぬいたものが用いられています。「できる限り自ら作った野菜を使いたい。農薬を使っていない安全なものを食べて欲しい」と健康を気遣った暖かな思いが、その料理に込められている。

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日常を離れて、ホッとした時間を過ごして頂きたい
 病院で栄養士として働いていた坂本さん。患者さんの健康のために考えたメニューが「(経営的に)そんなに良い材料は使えない」と言われたことから、営利を目的とした組織の中で働くことに疑問も感じたとのこと。
 近隣の駅からも遠く離れたこの山の辺の道にカフェを開いたのも、営利ではなく、お客様が「訪ねられた時間」を大切にして欲しいという思いから。「日常を離れてホッとできる瞬間を届けたい」と柔らかく話される坂本さん。そのため、自身の故郷でもあるこの地を選ばれた。
 また、カフェメリッサのオリジナルの商品が並ぶ店内の棚には、地域の手作りジャムや木工房のおもちゃなども並び、地域とのつながりも見えます。このカフェには、定期的に訪れる方や観光で偶然立ち寄った後1年に1度は訪れる方もいます。「また立ち寄ってみたいと思える場所にしたい」坂本さんの思いが、店内の静謐なしつらえからも伝わります。

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山の辺の道の手作りのジャムや木の製品も展示販売しています。

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カフェメリッサのオリジナル商品の大和茶のかりんとう